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いろんなプロセスがあり、
いろんな可能性がある。
有機合成の魅力に
ますます惹かれています。

Fさん

研究所 主任(2013年4月入社)

富山大学大学院 理工学部
物質生命システム工学専攻

原薬や治験薬の量産体制に
必要な製造ルートを開発。

大学では有機合成を学んでいました。当社には大学の先輩が何人か働いており、業務内容や研究所の雰囲気などを聞いて好感を持ちましたし、自分が習得した知識や技術も生かせると思ったので応募し、就職を決めました。

入社以来、研究所に所属。医薬品の原薬および、治験薬の量産に向けた製造ルートの開発や、電子材料の分析や検証などを行っています。いかに安定したものを、安価で、効率的に製造できるかを追求しながら、様々な実験を繰り返し、データを取りながら最適な条件を見つけ出します。研究室で作る薬は100~200ccレベルですが、工場ではその数百倍のスケールで製造します。巨大タンクの中で予想通りの反応が起き、スケールアップが無事成功した時は大きなやりがいを感じます。

Fさん

信頼できるリーダーと
何でも話せる仲間がいる。

研究室は現在3グループ体制になっていて、各リーダーの指示のもと、担当業務をこなしています。実験は単独行動が多いですが、節目、節目に今後の検討についてグループミーティングをしています。

実験中、煮詰まってしまった時はリーダーに相談します。すると「これは試してみた?」と、私とは違う考え方を提案してくれます。道から外れそうになった時、さりげなく軌道修正してくれる点もありがたいと思います。

リーダーとは仕事以外でも親しくさせてもらっています。社宅が一緒なので時々飲みに行ったり、釣りに行ったり…。普段から何でも話せる信頼関係があるから、のびのびと仕事ができるのだと思います。

Fさん

有機合成の魅力、面白さも
後輩に伝授していきたい。

いろいろな製薬メーカーの研究室がありますが、当社ほど有機合成に特化した研究室はないと思います。有機合成にはいろんな手法があり、一つ条件を変えるだけで新しい発見があり、新しい可能性が見えてきます。大学から長年、有機合成をやってきましたが、当社でますますその面白さを実感しています。

今年は6年目。これまで何度も失敗する中で、何が必要で、何が不必要なのかを推察できるようになってきました。無駄な動きやヌケがなくなってきたという感じでしょうか…。今年は入社1年目、2年目の研究員を育成する役割を担っています。リーダーほど的確な指示は出せませんが、自分がこれまで経験して学んだこと、失敗したことをふまえながら「なぜこの実験が必要なのか」、「何が目的なのか」をしっかり言葉で伝え、技術をつないでいきたいと思っています。

Fさん

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